お世話になっております。SS6Player for Unity担当です。
ご質問、ありがとうございます。
この件は、基本的には、Ver.2.1.21もしくはVer.2.2.0で解消されているかと思うのですが、どちらかというと「Ver.2.2.0」の方が「より」起こらない(安全な)可能性が高い現象かと思われます。
ご使用の2.1.8(2.1.21未満)は、アニメーションをHierarchy(シーン)に設置した時などで「アニメーションクリップ(Animation)が、適用されていない」場合に、「画像の初期表示に必要な情報」をアニメーションクリップから取り出しているために、初期描画が不安定になる
……という持病(仕様の都合上で発生する問題点)があります。
さらに、Ver.2.1.x系(これはVer.2.1.21も含む)は、「アニメーションクリップから、使用しているSpriteやSkinnedMeshのレンダラ及びマテリアルに、直接データを出力する」という実装の仕様になっているため……「動作時の使用メモリなどが節約できる」代わりに・「隠れて実行しておく(例えば、それこそシーンの中でGameObjectのActiveをfalseにして停止させたまま、裏側で色々な設定をしたまま放置しておく……など)」とかということがやりづらい「データの仕様」になっています。
このあたりは、(できるだけVer.2.1.21でも解消しようとはしているのですが)Ver.2.2.0の方が「一度、使用しているクラスにデータを貯め込んでから、必要な時に各種描画に設定を行う」ことをしているので、確実性は高いかと思われます。
※Ver.2.1.21とVer.2.2.0でバージョンが分かれている理由が、この「一度使用しているクラスにデータを貯め込む」ことをしようとすると、アニメーションクリップに格納するデータが色々と異なってしまうために、「過去にインポートしたデータをそのまま使う」ようなことができなくなって互換性が失われてしまうために、「過去(Ver.2.1.x)とデータの互換性があるVer.2.1.21」と「Ver.2.1.xとデータの互換性がないけれど、運用していて不都合が起こり辛いVer.2.2.0」という形で、(「動作上はほぼ同じ仕様」なのですが)使用状態や用途の都合に合わせて2バージョン作ってある……という形になります(つまり、Ver.2.1.21はVer.2.1.xでインポートした過去のデータをそのまま使える代わりに、若干だけデメリットの部分をひきついでしまっている……と言えます)。
一応、参考までに、過去本件に関係する「Ver.2.1.21未満」で起こる障害や不便な現象には、下記のようなものがあります(ご質問の投稿者が海外の方であるため、英語になっております旨、ご容赦のほどお願いいたします)。
※基本的には、いずれも、アニメーションの初期表示にまつわる問題になっております。
※上の通り、これらについては、Ver.2.1.21ないしはVer.2.2.0で解消されております。
https://spritestudio.jp/community/index.php?qa=1876&qa_1=solved-unity-native-skinned-sprite-rendered-abnormally-unity
https://spritestudio.jp/community/index.php?qa=1877&qa_1=solved-unity-native-bone-mesh-could-correctly-unity-native
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お忙しい中お手数とは存じますが、何卒今後ともよろしくお願いいたします。